沿革

- ダイワアカデミーの設立母体である大和物産株式会社は、1944年の創業です。
主に建築資材の各種包装資材を取り扱ってきました。 - 半世紀近くもの長きにわたる経営努力により、1992年に不動産賃貸業に業務移行しました。現在はグループ経営を営んでおり、商業用テナントビル3棟、立体駐車場1棟を保有しております。
- 2006年10月、急速に国際化が進む現代社会の変化に応えるべく、日本語学校として「ダイワアカデミー」を創設しました。
- その中に「大学院進学コース」「大学編入コース」「大学進学コース」「ビジネスコース(就職デザインコース)」を設置し、国際社会で活躍できる人材の育成を目指しております。
理事長兼学校長挨拶
理事長兼学校長:吉村 岳也(Yoshimura Takeya)

現在、世界各国では様々な分野で日本に対する関心が高まっています。国際化社会において、異文化をバックグラウンドとする人たちと交流したり、ビジネスで協同していくには、その背景にある文化・習慣を理解し、同時に礼儀作法やマナーも身に着ける必要があります。そのため、本校では教室内での指導にとどまらず、地域の方々との交流にも力を入れており、より広い視野と実践力のある人材育成を目指しています。
本校は設立以来、「高い進学率」「高い就職率」「高いビザ取得率」の「三高」を実現してきました。これからも驕ることなく、本校の卒業生が誇りに思えるような学校経営を考えていきます。皆さんが国際人材として活躍されることを願ってやみません。
学生の皆さんへ:
「初心忘るべからず」
皆さんが日本や日本語に興味を持ったきっかけは何ですか。
歌や漫画にゲームと様々でしょうが、とにかくその思いを大切にしてください。異国での生活は決して楽なものではありませんが、そんな時は、最初に日本に興味を持った自分を思い出してください。
本校のスタッフが、皆さんを日本での親代わりとなって支え、留学生活をバックアップします。
日本人との交流を通して、生きた日本語を学びましょう。
副校長挨拶
副校長 蘇 徳昌(SU DECHANG)

元復旦大学教授、修士課程指導教員
奈良大学名誉教授
日本外務大臣賞受賞
(父は中国の数学者蘇歩青)
名前を見ればお分かりになる通り、ダイワアカデミーは日本語を教える学校です。学校で教えるのは、教科書上の文法、語彙、音韻などの知識としての日本語だけではありません。日本人が実際に使う生きた日本語も教えています。特に重視しているのは、どのような環境、場面で、どのような目的をもって、どのような効果を得るために、どのような言葉遣いで伝え、表現するのか、という教育です。学生には日本人が話をする時の表情、ジェスチャー、動作などをまねて、本物の日本的な言語表現ができるよう指導しています。一つの単語を取ってみても、語義に注意しなければなりませんし、さらにニュアンスにも留意が必要です。一つの文をとってみても、抑揚や緩急、リズム感や感情に注意しなければなりません。これらは中国国内の大学で行うことは容易ではありません。
学校はまた皆さんが進学、就職をするための指導センターでもあります。皆さんの実際のレベルや希望に応じて、日本の国公立や私立など様々な難易度の大学院を紹介しています。授業と個別指導の両方から、研究の方向性や具体的な研究テーマの確定、研究計画書の作成や志望理由書の記入、文献資料の検索や閲覧、筆記試験や面接などの試験準備もサポートします。こうしたことから、学校の教員は実際には皆さんのライフプランナーなのです。
学校は皆さんの海外の家でもあります。若い皆さんは留学という宿願を果たし、あふれるばかりの情熱をもって日本にやって来ます。そうは言っても故郷と親元を遠く離れ、見知らぬ土地に来れば、寂しさを感じることでしょう。学校の教職員は両親や兄弟姉妹のようにあなたに接してくれ、不安を取り除き、できるだけ早く日本の生活に慣れるよう助けてくれます。学校の教員は皆さんの身内だと言えるでしょう。
私本人は国内外の大学教育に生涯従事しており、ずっと祖父のような気持と態度で勉強に来た皆さんに接しています。皆さんの入学を心からお待ちしています。
顧問・特別講師紹介
顧問 三村 正治(Mimura Shoji)

授業は『新聞読解』を担当しています。
銀行とシンクタンクで30年間国際関係、特に中国経済研究と中国への企業進出支援を行ない、その後中国経済の講義をするため大学に招聘され、10年間教授、学部長、学長を歴任。
2013年からダイワアカデミーで新聞読解を基に日本語読解力向上、国際関係、経済学知識、日本文化、日本社会におけるマナーについて幅広く知識を身に着けてもらうよう熱血指導しています。
担当科目:新聞読解
趣味:格闘技―相撲、柔道(講道館5段)、書道2段、俳句、飲食・いわゆるグルメ、麻雀
出身地:東京都出身(銀行時代に香港、上海、深圳、広州に通算13年住んでいました。)
特別講師 張麟声(Zhang Linsheng)

大阪府立大学大学院 人間社会システム科学研究科人間社会学部 教授
研究実績・著書等
・『新版日中ことばの漢ちがい』,日中言語文化出版社,2016年01月,単著
・『中国語話者のための日本語教育研究入門』,大阪公立大学共同出版会,2007年05月,単著
・『日本語教育のための誤用分析ー中国語話者の母語干渉20例』,スリーエーネットワーク,
2001年10月,単著
・『「は」のような主題マーカーと言語語順との相関関係について』
Proceedings of the Thirty-Fourth Annual Meeting of The kansai Linguistic Society
2010年06月
担当科目:言語文化特別講義
特別講師 細谷 博(Hosoya Hiroshi)

文学評論家 南山大学名誉教授
専攻分野:日本近代現代文学、比較文学
主な著書:
『凡常の発見 漱石・谷崎・太宰』明治書院 1996年2月(単著)
――1997年3月25日「やまなし文学賞(研究・評論部門)」受賞
『太宰治』岩波書店(岩波新書)1998年5月(単著)
『小林秀雄論 〈孤独〉から〈無私〉へ』おうふう 2002年2月(単著)
『小林秀雄 人と文学』(日本の作家100人)勉誠出版 2005年3月(単著)
『所与と自由 近現代文学の名作を読む』勉誠出版 2013年1月(単著)
他に共著多数
担当科目:「文学文化」及び大学院進学の研究計画書などを指導
特別講師 濱田 英次(Hamada Eiji)

大阪市立大学経営学研究科客員研究員 大学院修士課程の留学生に対する論文指導を実施している。
研究業績書:
著書「中国の現場から見る日系企業の人事・労務管理―人材マネジメントの事例を中心に
」
担当科目:経済・経営
特別講師 川村 忠隆(Kawamura Tadataka)

日本経済大学 教授
日本の高度成長後大学卒業、銀行入行、バブル崩壊後起業し、現在大学でも教壇に立つ。
多極化する現代のグローバル経済を生き抜くには、もはや単一的な価値観では対応できなくなってきており、様々な状況に対し自らが変化対応をする事が求められます。
また学校で習う知識を生かして本質を見極め未来を予測する事が重要です。
私のミッションは、「企業の再成長におけるグローバル人財の育成」です。
担当科目:経済・経営学・キャリアサポート